おうち時間と肌と菌
前回グリセリンフリー生活について記述したけれど、結果的にいうと、3月末ごろから比較して乾燥はまだあるもののニキビおよびニキビ跡が消えた!!
効果があったと思われる要素3点について書いていく。
①皮膚科受診
②汗をかく
③菌との共存を図る
①皮膚科受診について
4月、皮膚科受診。
医師によると、マスク着用による摩擦で肌が弱っているということで、スプレータイプの化粧水(グリセリン無)とベピオゲル、プラスチベースというゆるめのワセリンを処方してもらった。
前回記事でいろいろこねくり回した基礎化粧品たちは一旦引かせ、皮膚科布陣を前線に送り込むことに。
ベピオゲルが強かった。無理矢理代謝を上げて皮膚を生まれ変われさせるような薬で、2週間程痛いし赤いし本当に辛かったけど効果は出た。かがくのちからってすげー!しかし、ずっと薬に頼っていられない。この状態を維持することが肝要だ。
現在は荒れが引いたので石鹸洗顔+皮膚科スプレー+ワセリンのみにとどめている。
グリセリンを省き続けているのも功を奏しているのかなとも思う。
②汗をかくことについて
まず③にも関連する御託をば。表皮には「皮膚常在菌」さまざまな菌が住み着いており、代表的なものは以下の3種。
🍇表皮ブドウ球菌
汗や皮脂をエサに、潤いを保つグリセリンや天然の抗生物質である「抗菌ペプチド」を出し、悪玉菌を退治してくれるうれしい存在。
😈アクネ菌
毛穴や皮脂腺に存在し、皮脂をエサにして皮膚表面を弱酸性に保ち、病原菌の増殖を抑える役割を担う。一方、過剰に増殖し炎症を引き起こしてニキビを生み出す小悪魔的存在。
🍍黄色ブドウ球菌
存在しているだけでは問題はないものの、皮膚がアルカリ性に傾くと増殖して皮膚炎などを引き起こしてしまう。
皮膚が乾燥すると、表皮ブドウ球菌🍇が住みにくくなり、アルカリ性に傾き、😈や🍍がグレて皮膚に炎症が起きやすくなってしまうのだ。
私の場合、汗をかかなくなり、適度にエサが行き届いていなかったため、皮膚常在菌のバランスが崩れてしまっていたようだ。
そこで、おうち時間はYou TubeでマンションでもOKのダンス動画を検索して踊りまくって汗をかくことにした。おすすめ動画はこちら。
この方の笑顔とテロップに励まされて、3回くらい続けてしまう。1日30分くらい踊ると全身から汗がドバドバ出てくる。毛穴が開放されるからか、アクネ菌😈がたむろしにくくなっている気がする。粛々とした筋トレの合間に、音に乗ってはしゃぎまくると気分も爽快!じっとしているとなんか食べちゃうよーというときにも是非。
③菌との共存を図ることについて
②の菌たち🍇😈🍍も含め、人体にはたくさんの菌が住んでいる。
私は免疫系、肌など全身の機能に関わる腸内環境が健康に直結すると思っているので、腸内菌群を育てる生活を心がけるようにしている。
善玉菌を増やすためには菌を入れて育てる"シンバイオティクス"的食生活がよいということで、自分なりにまとめてみた。
ちっぽけな菌やちょっとした行動が、想像もしないくらい細部に影響を及ぼしていることをしみじみ思い知りつつ、いい方向に循環させていけたらいいなあ、とふと思うおうち時間でした。
最近のごはん。
土井善晴先生の「一汁一菜でよいという提案」にあるような毎日食べ飽きない、考えなくてもつくれる持続可能なごはんを作っていきたい。
https://www.thcu.ac.jp/research/column/detail.html?id=110
https://www.danone-institute.or.jp/mailmagazines/backyear/4487.html